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魔女の宅急便】名言、名台詞&英語表現集

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「魔女の宅急便」は1989年に公開された宮崎駿監督による劇場用アニメーション作品である

今回は本編中に登場した個人的名言、名台詞を集めてみた。

とりあえず、私が個人的に思う「魔女の宅急便」の3大名言、名台詞を挙げておくと、

  • 魔女も病気になるんですか?
  • 私このパイ嫌いなのよね。
  • 落ち込むこともあるけれど、私この街が好きです。

である。皆さんはどうだろうか。

また、名言や名台詞は通常とは異なる言い回しが用いられることも多く「英語でどう言ってるんだろう?」と疑問に思ったことがあったので、英語表現についても調べてみた。ちなみに「魔女の宅急便」の英題は・・・

Kiki’s Delivery Service

となっている。

*以下の英語表現は市販のBlu-rayの字幕をもとにしています。また吹替版も参考にしています。


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Contents

魔女の宅急便」の名言、名台詞と英語表現

キキの名言、名台詞と英語表現

「あらそう?私は贈り物の蓋を開ける時みたいにワクワクしているわ。」

英語表現

I’m so excited! It’s like a getting a birthday present!

旅立ちはもう少し慎重に決めるべきとたしなめるジジに対してキキが発した台詞。

あまりにも天真爛漫で夢見がちな旅立ち前のキキを象徴するような台詞で、見ているこちらも少々心配になってしまうが「旅立ち」とはこういう形でしか実現しないものなのかもしれない。

いいことばかりが続くわけではないことを頭ではわかっていながらも、その先になにか輝かしい未来があると信じることこそが若さの特権であり、挑戦の原動力となるのだろう。

別の言い方をするならば若さの特権とは「根拠のない無敵感」をもっているということにもなるだろう。

生きていれば自分の無力さ、くだらなさにどうしても気づいてしまうものだが、そういった感情が人間から挑戦を奪い、最も醜い形で「保守的」な存在たらしめてしまう。

キキの天真爛漫さになにか「不安」を覚えてしまうのは、結局私の老化現象のあわらレなのかもしれない。

吹替版の英語表現としては特に面白い部分はなかったが、吹替版では「You know, ever since I turned 13, I’ve been excited about making this trip.」となっており「13歳になる」など年齢が変わることを「become」ではなく「turn」を使って表現することがわかる。したがって例えば、「今日で二十歳になりました」は「I turned 20 today.」となる。また、未来形なら「will be」なども使うことができる。

「助けてくれてありがとう、でもあなたに助けてって言った覚えはないわ。それにキチンと紹介もされてないのに、女性に声をかけるなんて失礼よ。」

英語表現

I didn’t ask for your help. I guess I have to thank you…but it was rude for you not to introduce yourself first.

「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」というシャア・アズナブルの言葉を送りたくなるようなシーンでのキキの一言。

トンボが「どろぼー!」と叫んでくれたおかげで警察からの職質から逃れることが出来たのだから、素直に一言「ありがとう、助かりました。新しい街で右も左もわからない状況で困っていたのです。」といえばよかっただけのことだった。

しかし、街の人から歓迎されるとばかり思い込んでいたキキはすでに鼻っ柱をへし折られており、十分な困惑の中にいた。トンボに対する敵意はそういう自分の「不甲斐なさの自覚」が産んでしまったものだったと思う。

こんな対応をされてへこたれなかったトンボの鋼の魂には感服する。いい男だよ、トンボは。

英語表現としては特に面白いものはなかった。吹替版では「Thank you for getting me out of trouble, but I really shouldn’t be talking to you and you want to know why? It’s very rude to talk to a girl before you’ve been introduced and before you know her name.」となっていた。

「暮らすって物入りねぇ。」

英語表現

Boy, this is expensive.

ようやくおソノさんの元で下宿できることが決まり、日用品を買い出しに行ったキキがフライパンの値段を見て言った台詞。

現代的に一人暮らしをする意味合いというのは多岐にわたるとは思うのだが「物の値段に気づく」ということもその重要な意味合いとなるだろう。

親の庇護のもとにある子供がギリギリ認識している「物の値段」は玩具、ゲーム等の子供嗜好品だけであろう。食品、生活雑貨にどれほどのお金がかかっているのか等気にもとめない。

特別でないものの値段を知り、収入と支出のバランスを測ることも、大人になるための通過儀礼であろう。

英語表現としては特におもしろものはなかった。吹替版では「Ah wow, this costs too much.」となっていた。

「私のは仕事だもん、楽しいことばかりじゃないわ。」

英語表現

I don’t find flying that much fun. It’s more of a job to me.

「僕も魔女の家に生まれればよかった」と語るトンボに対して放った台詞。

正確に言うと「仕事だから」楽しいことばかりではないのではなく、「仕事にしてしまったから」楽しくなくなってしまったのである。

私もそうだったが、子供の頃は多くの人が「趣味を仕事にする」とか「好きなことで稼ぐ」ということに憧れを抱いたことだろうい。

それが出来るということはとても素晴らしいことなのだが、その一方で、十中八九それを実現した人たちは趣味が楽しくなくなり、好きなことが嫌いになっていく。

そりゃそうだ。「仕事」なんだもの。

ただ、ほとんどの人には仕事にできるほどの趣味はなく、好きなこともそれほど好きではないので、そういった苦しみを味わうことはない。

どちらの人生が幸せなのだろうか?きっとその答えは出ない。結局、実感を持ってお互いの人生を知ることが出来ないからね。

英語表現としては「more of」だろうか。本来なら「more of A than B」で「AというよりはむしろB」という意味になるが今回は「than B」が省略されている頃になる。吹替版では「Fine, used to be fun until I started doing it for a living.」と日本語版よりも状況を正確に表現している。

「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今は分からなくなっちゃった。」

英語表現

Without even thinking about it, I used to be able to fly. Now I can’t even begin to remember how I ever managed to do it.

「Without even thinking about it, I used to be able to fly. Now I’m trying to look inside myself to find out how I did it.」

「落ち込むこともあるけれど、私この街が好きです。」

英語表現

There are still times when I feel sad… but all in all, I sure love this town.

「魔女の宅急便」を締めくくった有名なフレーズ。「この街が好き」という表現にはなっているが、結局の所「頑張っている自分を好きになれた」ということだろう。

幸運にも満ち足りた子供時代を過ごすことが出来ていると「自分が好き」という感覚が逆にわからなくなってしまうのだが、生きていれば様々な困難に立ち向かうことを強いられ、結果的に自分の無力さを知ることになる。それが「自分のことが嫌い」という感覚を生むのだが、その感覚を知ると「自分が好き」という感覚の存在も理解できる。

自分を好きになるには無力な自分を知らなければならないし、困難に立ち向かわなければならない。結果的に大したものを生まないかもしれないし、最悪の結果になってしまうかもしれない。でも、ふと振り返ると「まあ、それでも頑張ったかな」という日々は残ってくれている。そんなことの繰り返しが「自分を好きになる」ということなのかもしれない。

まあ、私は様々な困難から逃げに逃げ続けたので、自分のことを好きでも嫌いでもなのだけど。

英語表現としては「all in all」であろうか。「all in all」は「全体として」とか「概して」という意味となる。ただ、この場合の「全体として(all in all)」は「I sure love this town」という表現をむしろ強めるために置かれている。「まあ、なんやかんやと、結構この街が好きよ。」という表現に近いだろう。つまり、とっても好きなのである。吹替版でもほぼ同様の表現で「There are still sometimes when I feel a little homesick, but all in all, I sure love this city.」となっていた。

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ジジの名言、名台詞と英語表現

「ぼくもお母さんのホウキがいいと思う」

英語表現

Your mother’s broom would be better.

色々と「魔女の宅急便」という物語に思いを馳せると、キキが母の箒をもらったという事実は本質的に物語を推進していたことがわかってくるし、重要な「象徴」であったとも思う。

物語の終盤でキキは空を飛ぶ力を失ってしまうが、結局それは「貯金がなくなった」ということを端的に表していることになる。つまり、それまでは親から受け継いだ才能そのものや、それまでの経験の蓄積でなんとかやっていくことが出来たが、新しい問題に直面して自分の無力さに打ちひしがれてしまているのである。

ただ、逆に言うとそれまではギリギリそれまでの「貯金」でなんとかやっていくことが出来たわけで、その「貯金」をあの箒が象徴していたのである。また、母の箒は「最後のお小遣い」として本当にキキの旅を支えてくれたのだと思う。下手こくと、キキはあの街にたどり着くことすら出来なかったかもしれない。

「お母さんのホウキがいいと思う」とキキを裏切ったジジの判断は誠に正しかったと言えるだろう。

英語表現としては特に面白いものはなかった。吹替版では「Your broom is nice but let’s take your mother’s. 」となっていた。

「ヤな感じ。あの猫見た?」

英語表現

Disgusting. What a stuck-up cat

「自分の街」を見つけようと希望に満ちた旅を始めたキキの前に現れた先輩魔女の猫に対するジジの印象。

結局キキは先輩魔女に対する心象を語ることはなかったが、恐らくはキキも同じ気持ちだったのだろう。ただ、「空を飛ぶことしか出来ない」という事実の重みをようやく認識したという点においては新しいまちに付く前に先輩魔女に会えたことは運が良かったかもしれない。

魔女の宅急便」でキキが出会った先輩魔女は、何故あんなに「嫌な奴」だったのか?「魔女の宅急便」について前回は「ジジがラストでも喋らない理由」について考えた。前回の記事ではキキが魔法のちからを失った理由についても考え...

英語表現として気になるのは「stuck-up」だろう。意味合いとしては「高慢な」、「高飛車な」という意味となる。吹替版では「Geez. What a snob and did you see that cat?」となっており単語としては「snob」に変わっている。「snob」は「お高く止まった」、「嫌な奴」という意味になる。ちなみに「Geez」は「やれやれ」、「まじかよ」といった意味で使われる感嘆詞である。

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トンボの名言、名台詞と英語表現

「まじょこさ~ん」

英語表現

「Miss Witch!」

トンボが再びキキあった際、まだキキの名前を知らなかったためにキキを呼び止めるために放った言葉。特に名言というわけではないのだが、英語でなんと訳されているのかが気になって採用。

字幕でも吹替版でも「Miss Witch」となっていた。

しかしだトンボ君。この言葉はあまりにも「少年」だよ。嘘でもいいから寝込んでいるキキを心配する言葉をかけるべきだったな。まあ、挽回のチャンスはいくらでもあるとは思うが。

「魔女も病気になるんですか?」

英語表現

He asked how a witch could catch a cold.

正確にはトンボの台詞ではなくおソノさんが伝聞によってキキに伝えた台詞となる。

なんともトンボらしい台詞ではあるのだが、あまりにも配慮のない間抜けな台詞となってしまっている。ただ、「魔女」といって私達が真っ先に思い出すであろう「鷲鼻の老婆」を思えばトンボの台詞もそれほどおかしなものではなかったと言えるかもしれない。

英語表現としては特に面白いものはなかっった。吹替版でも全く同様の表現が使われている。

「僕も魔女の家に産まれればよかった。キキなんかホウキでツィーだけどさ。僕なんかコレだもんな。」

英語表現

Gosh, I sure wish I was born into a witch family. You can just fly away on a broomstick but me… That’s all I can do.

この台詞におけるトンボの意図は「キキはすごい能力を持っている」だったに違いないのだが、結果的に与えた印象は「キキは気楽でいいな」となってしまった。キキが故郷にいた頃なら特に問題もなく通った台詞だったかもしれないが、住み慣れない街で懸命に生きているキキにとってはそれほど愉快な言葉ではなかった。

この手の悲劇は何歳になっても発生してしまう。ただ、若いうちならまだ見ていられるが30もすぎると「それくらい別れよ」と誰も同情してくれなくなるので、できるだけ若いうちに「若さゆえの過ち」を「若さ故の過ち」として認識し明日の自分の糧にすることが寛容である。まあ、それが難しいからいつまで立っても同じ失敗を繰り返してしまうのだけれどね。

英語表現としては教科書に乗ってそうな「I wish」の構文(仮定法過去)が使われているのがむしろ新鮮に感じられる。吹替版でも「You are so lucky Kiki. I wish I could fly. People like you can just fly away on a broomstick but me… That’s all I can do.」とこちらも英語の教科書に乗っていてもおかしくないような表現となっていた。「I wish I could fly」だからね。

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おソノの名言、名台詞と英語表現

「大きな町だからいろんな人がいるさ。でも私はあんたが気に入ったよ。」

英語表現

There are many kinds of people in a big town like this. Take me, for instance. I like you very much.

新しいまちで出鼻をくじかれたキキの「この街の方は魔女がお好きじゃないみたいですね。」という言葉を受けたおソノさんの台詞。

まっすぐに「好き」と言ってあげるところがなんともおソノさんの「わかってる」ところだろう。愚か者は–特に我々男に多いかもしれないが–こういうときに「街の人達もちょっとびっくりしただけじゃない?」と表面上は「建設的なこと」を宣うのである。

しかし、その「建設的な言葉」は結局の所眼の前にいる誰かの苦しみを真っ向から否定していることになる。「お前が苦しんでいるのはお前の誤解によるのだからお前が悪い」と言っているようなものなのだから。

こういうことはわかっていてもついついやってしまうものだが、おソノさんを見習ってできる限りゼロにし、人に寄り添える人で有りたいものである。

英語表現としては特に興味深いものはなかった。吹替版では「Depends on the people. Now take me for instance. I just met you and I know I like you.」となっていた。

「黒はおんなを美しく見せるんだから。」

英語表現

It makes you look beautiful and mysterious.

トンボからパーティーの招待状をもらったキキが黒いドレスしか持っていないことを心配して、慌てておソノさんに相談しにいったときのおソノさんの返答。

おソノさんが本当の所どう思っていたかはわからないのだが、この場合の最適解でありかつ唯一の返答だったと言えるかもしれない。

恐らくおソノさんはキキに貸してあげられる子供向けのドレスを持っておらず、こういう以外に手はなかったのだろう。

結局色々あってキキはパーティーに行くことは出来なかったのだが・・・もしかしたらあれは幸運だったのかもしれない。

パーティーの本質は服装よりも立ち居振る舞いだし、トンボがある程度上手くやってくれるとは思うのだが、恐らく全員が気合を入れて着飾る中、黒一色のドレスのキキは極めて目立つだろう。それはいわゆる「好奇の目」となるだろうからキキとしては相当しんどいことになったかもしれない。

結局、服装というどうでも良いものをどうでもよく思うために服装に気を使うことが重要なのだろう。

英語表現としては「黒が」ではなく「そのドレスは」という表現になっている。吹替版でも「It makes you beautiful and mysterious really.」となっていた。

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ウルスラの名言、名台詞と英語表現

「絵、描くの楽しくてさ。寝るのが惜しいくらいだったんだよ。それがね、全然描けなくなっちゃった。描いても気に入らないの。それまでの絵が誰かの真似だって分かったんだよ。どこかで見たことがあるって。自分の絵を描かなきゃって…。」

英語表現

I loved painting. So much that I couldn’t sleep. Then one day, for no reason, I became unable to paint. So, I just kept on painting anyway, but still it was no good. I realized that I was just imitating other painters. Just copies of paintings I’d seen somewhere. I swore I’d paint my own pictures

空を飛ぶ力が極端に弱くなり、ジジの言葉も分からなくなってしまったキキがウルスラの小屋にお呼ばれした夜、キキの困難に応えるように語ったウルスラの台詞。

絵を描いて生きてきた宮崎駿という人物が作った作品の中で「描く」ということが語られているのだから、これはどう考えたって監督本人の思いだろう。

巨匠宮崎駿にもそんな苦しみがあった、あるいはあり続けているということはある意味で多くの人に勇気を与えるかもしれないが、逆に絶望する人もいるだろう。

「才能で食っていく」という生き方はなんとも因果な生き方である。

吹替版では「I love to paint so much. I painted all day until I fell asleep right in my easel. And then one day for some reasons, I just couldn’t paint anymore. I tried and tried, but nothing I did seem to be good. They were copies of paintings I’ve seen somewhere before. And not very good copied either. I just felt like I’d lost my ability. 」となっていた。

老婦人の孫娘の名言、名台詞と英語表現

「私このパイ 嫌いなのよね。」

英語表現

I hate Grandma’s stupid pies.

キキが届けた祖母特製の「ニシンのパイ」をいやいやながらも受け取ったときの孫娘の台詞。

大雨の中懸命に荷物を運んで来きた宅配業者に聞かせるべき言葉ではないと思うが、この言葉が出てしまうほどに「ニシンのパイ」に嫌気が指していたという事かもしれない。

思えば、祖母を傷つけることなく「ニシンのパイが嫌い」という事実を伝える方法があるだろうか?嫌だと思いながらもそれを受け取り続けるのも孫の愛情というものかもしれない。

英語表現についてはわざわざ「hate」を使うというなかなかに強烈なものだった。「hate」は感情のこもった強烈な嫌悪であるので、ネイティブスピーカーではない我々は使わないのが得策だろう。普通に「don’t like」というのが無難と思われう。

ただ、逆に言うと英語表現的には孫娘の「嫌い」はほんとにほんとに嫌いで、何かが入り込む好きのない「嫌い」だったということになるだろう。おばあちゃんもそろそそ気がついて上げるべきなのかもしれない。

吹替版でも全く同じ表現だった。

ジブリ作品で一番好きなのは?
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シフルはどうなんだい?
「ジブリ作品」と聞かれたら「平成狸合戦ぽんぽこ」と答えることにしているが「君たちはどう生きるか」も候補に入るかもしれない。

この記事で使用した画像は「スタジオジブリ作品静止画」の画像です。


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北国出身横浜在住の30代独り身。日頃は教育関連の仕事をしていますが、暇な時間を使って好きな映画やアニメーションについての記事を書いています。利用したサービスや家電についても少し書いていますが・・・もう崖っぷちです。孤独で死にそうです。でもまだ生きてます。だからもう少しだけ生きてみます。
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