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風の谷のナウシカ】名言、名台詞&英語表現集

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「風の谷のナウシカ」は1983年に公開された宮崎駿監督による劇場用アニメーション作品である

今回は本編中に登場した個人的名言、名台詞を集めてみた。とりあえず、私が個人的に思う「風の谷のナウシカ」の3大名言、名台詞を挙げておくと

  • 「ほら、怖くない」
  • 「長靴いっぱい食べたいよ」
  • 「腐ってやがる」

である。皆さんはどうだろうか?

また、名言や名台詞は通常とは異なる言い回しが用いられることも多く「英語でどう言ってるんだろう?」と疑問に思ったことがあったので、英語表現についても調べてみた。ちなみに「風の谷のナウシカ」の英題は・・・

Nausicaä of the Valley of the Wind

である。しかし…1985年に米国で初めて「風の谷のナウシカ」が公開されたときには「Warriors of the Wind」というなんのこっちゃわからんタイトルをつけられ、同年に発売されたVHSのパッケージもそれはそれは酷いものだった(ぜひとも「Warriors of the Wind」で調べてみて)。さらに、劇場公開版も一部を削られてしまうというなんとも酷い状況であった。

今なら「Miyazaki film」にそんなひどいことがなされることはないだろう。

*以下の英語表現は市販のBlu-rayの字幕をもとにしています。また吹替版も参考にしています。


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Contents

風の谷のナウシカ」の名言、名台詞と英語表現

ナウシカの名言、名台詞と英語表現

「ほら、怖くない。」

英語表現

See… you’re not scared.

興奮状態にあったキツネリス(テト)を落ち着かせようとした際のナウシカの台詞。

この直前に興奮した王蟲を見事に鎮めており、まずは「行動」によってナウシカという人物を印象付け、このシーンでは「言葉」によってナウシカという人物を我々に印象付けていることになる。

暴走する王蟲の登場から極めて短い時間で「ナウシカは普通の人とは違う資質を持つ人物である」ということを我々に教えてくれているのである。

一方、この作品に通底する表現である「攻撃性は『怯え』の裏返し」ということを逆説的に示していることにもなる。

テトの興奮状態、あるいは攻撃体制を見て「怯えている」とはなかなか思えないだろう。しかし、ナウシカのこの台詞によって「なるほど、テトはなにかに怯えていたのか」とわかる様になっている。

このあとナウシカは、クシャナに対しても同様の「看破」をして見せる。

英語表現について、字幕版では「you’re not scared」、吹替版では「See…Nothing is fear」となっている。ほぼ好みの問題なのだが「怖くない」は「君が怯えているものは怖くない」あるいは「怯える必要がない」という意味であろうからどちらかというと「Nothing is fear」の方がより適切な気はする.

「あなたは何をおびえているの。まるで迷子のキツネリスのように。」

英語表現

What are you so afraid of? You’re just like a lost fox-squirrel.

アスベルの急襲を受けて腐海に落ちてしまったクシャナのナウシカ達を統制しようとする極端な攻撃性を見てナウシカが放った台詞。

テトの興奮状態、攻撃性が「怯え」であることを看破した、ナウシカは今回もクシャナがなにかに怯えていることを一瞬で見透かしたのである。

クシャナが怯えているものが「蟲」であることは明らかだが、なぜ、あれほど凛としたクシャナが「蟲」を恐れるかが後々語られることを考えると、見事な「伏線と回収」になっていたと言えるだろう。

英語表現としては「squirrel」だろうか。意外と聞き慣れないが「squirrel」は「リス」のことである(我々に日本人には発音が難しいが、カタカナ語的に書くと「スクウォル」となる)。したがって「fox-squirrel」で「キツネリス」となる。吹替版でも「What are you afraid of? You act like a scared little fox-squirrel」となっていた。

アスベルの名言、名台詞と英語表現

「味はともかく、長靴いっぱい食べたいよ。」

英語表現

It doesn’t taste great, but I could eat a hole boot-full!

別に名言でもなんでもないといえばそうなのだが「風の谷のナウシカ」の中で妙に記憶に残る台詞である。

あのシーンを見て「チコの実」を実際に食べてみたいと思ったのは私だけではないだろう。

吹替版では「Why everything is good for you, tastes so bad.」となっており「長靴いっぱい」という表現は消え去ってしまっているのが残念である。また「チコの実」は字幕、吹替版どちらも「chiko nut」と表現されている。

クシャナの名言、名台詞と英語表現

「我が夫となる者はさらにおぞましきものを見るだろう。」

英語表現

Whoever becomes my husband sill see worse than that.

「風の谷のナウシカ」の本編中、勇猛果敢で凛とした姿を見えるクシャナが「腐海」に落ちたときになぜ「蟲」に対して極端な怯えを見せたのかが明かされたシーンでの台詞。

彼女に左腕がないこと、それは「蟲」に襲われたためであること、そして彼女の負った腐海傷は左腕だけではないこと。

クシャナが抱える苛烈な過去が明かされているのだが、それでもなお弱い部分を見せず「皮肉」で表現したところはクシャナの意地だったのだろう。

英語表現としては特におもしろところはなかったが、吹替版では「Whoever lucky man becomes my husband will see worse than that」となっておりわざわざ「lucky」を入れることでより皮肉が効いた表現になっている。

「どうしたそれでも世界で最も邪悪な一族の末裔か!」

英語表現

What’s wrong. Are you not descended from Earth’s most evil tribe!

物語の終盤、クシャナ自らが復活させた巨神兵にかけた言葉。どう考えても復活させるのが早すぎたせいでその力を発揮できていないのだが、クシャナはなんともスパルタである。l

ただ、ここで一番のポイントとなるのは「一族」という表現だろう。つまり映画「風の谷のナウシカ」において「巨神兵」というのは何やら自然発生的な脅威として理解されているということになる。

実は、漫画版「風の谷のナウシカ」のナウシカを読むと「巨神兵」は旧世界の人間が「裁定者」として作った人工物であることがわかる。

そういう意味では、「火の七日間」を経て長い時間を経て、認識に齟齬が生まれていることの示唆といえるだろう。

英語表現としては「お前はまだ世界で最も邪悪な民族の座から降りてはいないのだろう?」という形に言い換えている。一方吹替版では「What are you waiting for? Why are you not designed to be the most evil creature on the face of the earth?」と「Why~not~」を使うことによって「~なのだろう?」を表現している。ただ、吹替版で「designed」が使われているのは面白い。先述のとおり、漫画版では「巨神兵」は人間によって作られたものだとわかるので、この「designed」は強烈に効いている。

ユパ様の名言、名台詞と英語表現

「また村がひとつ死んだ。」「いこう、ここもじき腐海に沈む。」

英語表現

Another village destroyed. Let’s go, soon, this will also be consumed in the Sea of Decay.

映画「風の谷のナウシカ」の口火を切った台詞。この台詞と直後に現れるテロップによってこの世界がどのような状況にあるのかを最短で理解させている。

宮崎駿監督一流の手腕と言えるだろう。

英語表現としては、「腐海」を「Sea of Decay」と訳しているところがポイントだろうか。「decay」は名詞としては「腐敗」を意味するので直接的な訳ということになるだろう。一方吹替版では、「toxic jungle」というなんの慎ましさもない表現になっていた。

「双方動くな!動けば王蟲の皮より削り出したこの剣がセラミック装甲をも貫くぞ。」

英語表現

Stay where you are! Move and this sword, carved of insect shell, will your ceramic armor.

トルメキア兵によって父 ジルが殺害されたことを知り怒りに狂ったナウシカを自らの腕を犠牲にして止めた際の台詞。

未だにユパ様がどこから飛んできたのかわからないのだが、「剣士ユパ」が表現されている貴重なシーンの台詞である。

物語の後半にもう一度短いチャンバラシーンがあるが、「剣士ユパ」の活躍する姿をもっと見たかったと思っているのは私だけではないと思う。

英語表現として特に面白いものはなかったが、字幕版では「王蟲の殻」が直接的には表現されていないのが残念である。吹替版では「Don’t move. This Ohm shell knife can slice right through that zirconian, ceramic armor of yours.」となっており「王蟲」がきちんと入っている。

大ババの名言、名台詞と英語表現

「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし 失われし大地との絆を結び…」「ついに人々を青き清浄の地に導かん」

英語表現

clothed in blue robes, descending onto a golden field, to join bonds with the great earth … and guide the people to the pure land, at last.

最期の一文ははナウシカによって補完されてたものだが、大ババさまの台詞として選出。

極めて印象的な伝承なのだが、その出処がいまいちわからない。オープニングで描写されるタペストリーを見ると、何やらかつてあったようなのだが、決定打には欠ける。

更に問題なのは、その伝承がナウシカ本人によってものの見事に実現されたとう事実である。

誰が何と言おうとも映画「風の谷のナウシカ」は傑作だと思うのだが、この辺のことを「奇跡の物語」として終わらせているところが唯一ぼんやりしてしまうところである(言いがかりだけどね)。

字幕版の英語表現としては特におもしろい点はなかったが、吹替版には2点ほど気になるところがあった。

吹替版では「After thousand years of darkness, he will come, plaid in blue and surrounded by fields of gold, to restore mankind’s connection with the earth that was destroyed, And he will guide the people of this planet as last to a land of purity.」となっていた.「plaid」の部分の聞き取りは少々怪しいのだが(正確にわかる人がいたら教えてください)、「plaid」は格子状の模様が入った服をイメージすれば良い(スコットランドのキルトの用な感じ)。

ただ、それ以上に気になるのは「planet」という表現だろう。「planet」は基本的には「惑星」という意味だろうから、何やら「宇宙から地球を見る目線」あるいは「太陽系」という感覚が必要な表現であるような気がする。

ここは「earth」と表現すべきだったのではないだろうか。

クロトワの名言、名台詞と英語表現

「うだつの上がらない平民出にやっと巡ってきた幸運か、それとも破滅の罠か。」

英語表現

Either fortune’s finally smiling on this lowly soldier… Or it’s trap set to destroy me…

記事の冒頭での「3大名言」には入れなかったが、この台詞も「風の谷のナウシカ」を見た人なら誰しもが覚えているものだと思う。

なんか「こういうこと言ってみたい」と思わせてくれる小気味よい台詞であり、何やらぼんやりしたところがあったクロトワに若々しさが戻った瞬間を表しているものでもある(といってもクロトワは27歳であるが)。

彼の天下は明智光秀ほどにも続かなかったようだが、続かなかったことのよって彼の寿命は伸びたのかもしれない。彼にとっては無念だったかもしれないが。

英語表現としては特におもしろものはなかった。吹替版では「So is this lonely soldier finally on the path to fame and fortune? Or the path to destruction.」となっていた。

「腐ってやがる、早すぎたんだ」

英語表現

It’s rotting. It’s too soon.

クシャナが復活させた巨神兵が、真っ二つに割れた瞬間を見たクロトワの台詞。

非常に印象深い台詞ではあるのだが、この台詞には根本的な矛盾がある。「腐っている」が事実なら「遅すぎたんだ」が正解で、「早すぎた」が事実なら「まだ未熟なんだ」が正解だろう。

私は未だにこの齟齬を解決できていない。誰か妙案を持っている人はいないだろうか?

英語表現としては「rotting」がだろうか。あまり聞き慣れない単語だが「rot」は自動してしては「腐る」他動詞としては「腐らせる」という意味があるので、直接的に「腐ってやがる」を表現したことになる。一方で吹替版は「It’s falling apart. I knew it was too soon.」となっており「腐る」という表現はなくなっている。そもそも「腐る」という表現が謎なので、こちらの方がより状況を素直に表していると言えると思う。

城おじ達の名言、名台詞と英語表現

「わしらの姫様はこの手を好きだというてくれる。働き者のきれいな手だというてくれましたわい」

英語表現

But our Princess said, she liked these hands. They were the beautiful hands of a hard worker.

クシャナに捉えられた城おじたちが、ナウシカとクシャナを対比しながら放った台詞。

ナウシカのような言葉をかけられる人になりたいと思わせてくれるし、そんな言葉を大切にできる人でもありたいと思う。何やら、私の心の無意識に刷り込まれた台詞であるように思う。私はずっとそのように生きたくて、結局できていないのである。

英語表現としては特におもしろいと思うものはなかったが、吹替版では「But our princess told me that she truly loved these beat up hands of mine. When she looks at these hands, she knows these hands are the hands of hard worker. 」

「火は森を一日で灰にする。水と風は百年かけて森を育てるんじゃ。わしらは水と風の方がええ」

英語表現

Fire can turn the forest into ashes in a single day. Water and wind sustain a forest for 100 years. We liked the water and the wind.

なんだろう、今となって少々説教臭くも感じてしまう台詞なのだが、上の台詞と同様に奥底に無意識のレベルで刻み込まれている物の考え方であるように思う。

結局彼らの言葉が素直に心に染み入るのは、「腐海」という過酷な現実のなかで生きる姿がきちんと描かれているからだろう。

冬に暖房つけながらアイスを食ってるやつがこんな事を言ったって、単なる「活動家」にしか見えない。その言葉の背景にある現実にこそ、説得力があるのだろう。

英語表現としては特に面白いと思うものはなかったが、吹替版では「Fire can reduce the forest to ashes in a day when it takes the water and the wind 100 years to grow what to do. We prefer the ways of the water and the wind」となっていた。

ラステルの名言、名台詞と英語表現

「積荷を、積荷を燃やして。」

英語表現

My cargo… Burn the cargo.

風の谷に墜落したトルメキアの輸送船の中からナウシカによって救出されたラステル最期の言葉。その死に際に、自分のことではなく「巨神兵」の排除を考えたところは誇り高き王族である。

一方この台詞の直前、ナウシカがラステルの胸の状態を見て言葉をつまらせる描写がある。子供の頃はナウシカが見たものが何だったのか分からなかったが、今となってはラステルの胸が輸送機の残骸によって押しつぶされてしまっているのを見たということがわかる。

逆に言うと息するのも困難で、最期に言葉が残せたのは奇跡そのものだったということになる。そんな状況で「巨神兵」に言及したその精神にはやはり頭が下がる。

英語表現としては「cargo」が大事だろうか。これもあまり聞き慣れない単語だが「貨物」、「積荷」という意味の名詞である。吹替版でも「You must burns the cargo.」となっていた。

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「ジブリ作品」と聞かれたら「平成狸合戦ぽんぽこ」と答えることにしている。

この記事で使用した画像は「スタジオジブリ作品静止画」の画像です。


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北国出身横浜在住の30代独り身。日頃は教育関連の仕事をしていますが、暇な時間を使って好きな映画やアニメーションについての記事を書いています。利用したサービスや家電についても少し書いていますが・・・もう崖っぷちです。孤独で死にそうです。でもまだ生きてます。だからもう少しだけ生きてみます。
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