ようやくマイナンバーカードを取得
2020年10月28日ようやくマイナンバーカードを取得した。「ようやく」というのは数ヶ月という意味ではない。私の場合は約3年である。
私はもともとマイナンバーに対しては肯定的だったのだが、もともと怠惰であったがゆえに、制度開始から1年ちょい後の2017年に発行申請をした。私は政令指定都市横浜市在住なので、受け取りとなると予約制になる。もちろん交付通知書が来てから直ちに受け取りの予約を入れた。ところが、私はすっかりそのことを忘れ。受取期限を何事もなくスルーしてしまった(区役所の方すみません)。
あれから3年。コロナ禍対策の給付金、そしてマイナポイントなど、我々一般庶民としてはマイナンバーカードを意識しないわけにはいかない状況になった。給付金に関していえば、マイナンバーカードの利便性がむしろ役所の職員を苦しめるという結果を生み、中々上手く行っていない現状が明らかになったが、マイナポイントに関しては使わない手はないわけである(もちろん、そもそもマイナンバーに否定的な人にとっては最も腹立たしいやり口だとは思うが)。そうなると後悔の念が積もる。なぜあのとき取りに行かなかったのか。
私のマイナンバーカードは何処に?
さて、再びマイナンバーカード取得の欲求が生まれた私だが、3年前に発行されたであろう私のマイナンバーカードは現存しているのだろうか?
こういうときに一番手っ取り早いのが「役所に電話」である。
すると、なんということでしょう~!横浜市では未だカードを廃棄していないので、存在しているはずとのこと。これはもう行くしかない・・・のだが、1つ問題があった。3年経った今でも交付通知書は大切に保管していたのだが、1度予約をすっぽかした私は横浜市マイナンバーカード予約システムで予約を入れることができない状態にあった(交付通知書にある予約IDを使ってもエラーがでる)。ところが、マイナポイントの効果もあってか、現状マイナンバーカードの申請が急増し、そもそも予約を入れるのが困難な状態にあり、緊急の措置として、月曜から金曜の午前中に限り予約無しで受け取りが可能となっている。長時間の待ち時間は覚悟しなくてはならないが、やっぱりこれは行くしかない。
朝一に行って2時間半
さて、区役所のサイトを見てみると、役所が開くのが8時45分、マイナンバーカードの交付受付開始は9時。私はちょうど8時45分くらいに役所に着くように家を出た。
怠惰な人間にしては見事なもので、予定通り、8時45分に区役所についた。
だが、受付窓口には十分な行列ができていた(おそらく区役所が開く前から外で並んでいたのだろう)。受付が開始されると整理番号が割り振られた。私の番号は「25」はて、どれくらいまつものか?
結果的には、受付(通知書、通知カード、本人確認書類の確認)まで2時間、その後実際の受け取り(このときに暗証番号、電子証明書を設定)まで更に30分を要し、結果的に2時間半かかった。
2時間超えは初めから覚悟していたし、今どきスマホがあればいくらでも時間を潰せるので、大したストレスではなかった。しかし、2時間まって必要書類がかけていた場合の絶望たるや想像もしたくないので、この記事を読んでいる方は必要書類(横浜市公式ページ)を忘れないようにしましょう。因みにあ私は、
を持っていきました。交付通知書と通知カードは必須なので、運転免許証と健康保険証の部分が人それぞれ変わってくると思います。
何れにせよ、3年掛かってようやくマイナンバーカードが手に入った。
マイナポイントはSuicaで
いよいよマイナポイントの申請である。私が3年経ってわざわざ動き出したのも、役所で2時間半待ったのも、元はと言えばこのためである。完全に政府の策略に乗ってしまっているが、もらえるものはもらっておこう。私はSuicaで申請することにした。日常の支払いを全てSuicaで行っており、降って湧いたポイントは日用品の購入のために使うべきだと考えたからだ。だが、自宅での申請は少々面倒である(JR POINTの公式ページ)。ステップは概ね以下の通り:
- JR POINT WEBサイトにSuicaを登録(Suicaを使っている人ならおそらくすでに登録済み)。
- マイナポイントアプリをスマホにインストール
- マイナポイントアプリの指示に従ってマイナポイントの予約(マイキーIDの発行)
- 再びマイナポイントプリからマイナポイントの申込
ここで1番注意すべきなのは「マイナポイントアプリのインストールは対応機種しかできない」(対応スマートフォン一覧)ということである。iphoneならiphone7以降は対応している。しかし、私がメインで使っているrakuten miniは対応していない。ただ、私はgoogle Pixel 3を所有しているので、そちらで申請をした。Suicaの公式ページでもセブン銀行ATMでの申請を「オススメ」しているので、面倒なことが嫌な人はそちらでやってしまうのがよいかもしれない。
これで目的は達したわけだが、やはり役所での2時間半が一番しんどかった。全ては自らの怠惰が生んだことなので、まったくもって自業自得である。横浜市がカードをきちんと保管しておいてくれて良かった。因みに、市町村によっては一定期間保管した後廃棄される場合があるので、注意したほうがよいと思われる.
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